巷では、アフィリエイトで月に5000円すら稼げていない人は全体の95%だと言われていますから、アフィリエイトで月10万円の収入を稼げていない人は全体から見ればほとんどだと言っても過言ではないでしょう。
でもその一方で、アフィリエイト事業だけで月に数百万円の利益を出している数%の人もいるわけです。
じゃあこの両者の違いは何か?という事を考えた時に、僕はそれに対する自分なりの1つの答えを持っています。
それは、いかにして最初の1万円をスピーディーに稼げるかどうかだと思います。「あ!本当に稼げるんだ!」という実感を得られないと、たいていの人はモチベーションが下がってアフィリエイトを継続する事ができなくなります。つまり、挫折するんです。
その一方で、比較的早い段階で「自分で稼ぐ」という体験ができた人は、俄然やる気も出て作業をガンガン進めていく事ができるからです。
この違いが明暗を分けるのです。
アフィリエイトで稼げない人こそ、ブルーオーシャン戦略を!
早い段階で1万円を稼げた人(別に5000円とかでも良いですよ)は、そこからやる事はそんなに変わらないので、5万円、10万円、20万円…と作業をやればやるだけ報酬を右肩上がりに増やしていく事ができるでしょう。
ただしその最初の1万円が何かの拍子にたまたま発生した売上ではなく、ちゃんと狙ったキーワードでサイトが上位表示され、記事を読んで貰い、成約につながったものでないといけません。そうでないと再現ができず、作業量を増やしても売上があがる事が期待できないからです。
『狙ったキーワードでサイトを上位表示させ、成約させる』
サイトアフィリエイトではこれができて月に10万円も稼げないわけがありません。狙ったキーワードでサイトやブログを上位表示できれば、絶対に月に10万円以上の収入は稼ぐ事ができるんです。誰でもできます。
でも、そのためには“稼げるキーワード”でアクセスを集めないと意味がありませんよね?例えば「コップ」というキーワードで上位表示されたところで、アフィリエイトの世界で言えば収入にはならないわけです。
そうは言っても、稼げる人気のキーワードは既に競合アフィリエイターで溢れかえっているし、まだ稼げていない初心者アフィリエイターが付け入るスキはもうないんじゃないか…?
サイトアフィリエイトにチャレンジして稼げなかった人は、こんな事を考えてしまう場合も少なくありません。
ですが、これはある意味当たり前の話です。ライティングやSEOのスキルもあって、外注のパワーを利用できる資金力のあるアフィリエイターに、真っ向から勝負を挑んでも初心者アフィリエイターが勝てないのは当然なのです。
じゃあ初心者はどうやって最初の1万円を稼ぎにいくか?
そこで僕がオススメしたいのはブルーオーシャン戦略です。オススメしたいというよりも、ビジネスで弱者がとるべき常套手段とも言えるでしょう。
ライバルがうようよいるレッドオーシャンに飛び込んで戦いを挑んでも、弱者に勝機はありません。弱者は、ライバル不在のブルーオーシャンでこそ戦わないといけないのです。
これはアフィリエイトに限らずビジネスの鉄則ですね。
サイトアフィリエイトでブルーオーシャン戦略を考える際に外せないのが「ずらし」の概念です。
つまり、稼げるけど人気のあるキーワードをダイレクトに狙うのではなくて、ずらして違う所からそのキーワードを狙いにいくという事です。
意味分かりますでしょうか?
分かり易くリアルの世界の例で考えましょう。
例えばあなたはバーの店長さんで、このままでは売上不振が甚だしいので、自分のお店になんとかしてお客さんを集客したいとします。
しかし、特に近隣のよそのバーとの差別化ができているわけでもないですし、これと言ってお酒が美味しいというわけでもありませんし、店員の女性が可愛いわけでもありません。
さあ、あなたは困りました。
どうやって売上を伸ばしますか?
でも実はそのバーには1つだけ自慢できる商品があって、そこのバーのメニューの1つとして提供されているエビカレーが、まあ絶品なのです。食べて貰いさえすればとにかくめちゃめちゃ美味しくて、一度食べたらやみつきになり、つい知り合いの誰かに紹介したくなるようなエビカレーなんです。
そうなると、お店にはその絶品エビカレー欲しさにお客さんが集まるのです。
そのバーには、わざわざそのエビカレーだけを食べに来るお客さんもいるほどです。
お客さんがやってきてくれさえすれば、バーの店長さんはワインをどんどん注文して貰う事ができますし、バーに来たからには飲まずに帰るわけにもいかないので、なんだかんだ顧客単価も相当な額になっているのです。
つまり、エビカレーで集客してワインを成約させる。これがずらしのテクニックです。
エビカレーというジャンルではバーと比較すると競合がたいしていないので、集客にはそれほど苦戦しないという事なのです。
実はこの絶品エビカレーがあるバーというのは、六本木に実在している会員制のバーなのです(笑)
オーナーさんに聞くと、その絶品エビカレーがどうしても食べたくなってお店に訪れるリピーターさんもかなり多いようで、そしてまたそこで提供されるワインもべらぼうに高く、お店の方はかなり利益が出ているものと推測できます(笑)
要はこんな感じで、ライバルの多い人気キーワードをダイレクトに攻めるのではなくて、違う方向からそのキーワードを狙っていけないかを頭を使って考えるのです。

例えば人気キーワード、「ウォーターサーバー」などを狙いたいのであれば、「赤ちゃん 粉ミルク 安全」などの関連キーワードから、ずらして狙っていくという事です。
このようなずらしキーワードはいっぱい思い浮かびます。キーワードを検索している人の気持ちになれば良いのです。だからこそ言える事は、キーワードの数が無限にあるからこそ、アフィリエイトはどこまで行っても飽和する事なんてないのです。
人気キーワードへと到達できるお宝ルートをいくつも発見できれば、サイトアフィリエイトで月に10万円の収入を稼ぐのなんて、何も難しい事ではなくなる事が実感できると思いますよ。
