サイトアフィリエイトは、ちゃんとやれば稼げるビジネスです。
この事は僕自身が身をもって実感している事ですし、実際にアフィリエイトで生計を立てる人が増えてきている今のご時世、僕以外にもその事実を実感している方もたくさんいるでしょう。
でも、やっぱりサイトアフィリエイトを実践している方の大半が“稼げていない”のが実情です。
僕はサイトアフィリに取り組んでいる方のサイトを見せて貰う機会がちょくちょくあるんですけど、そういう人達が「サイトアフィリエイトで稼げていない理由」って実は共通しているように思えるんです。
そこを方向修正していくだけでもかなり成果は改善されると思うのでアドバイスしたりするんですが、稼げていない人に共通している3つの症例を紹介したいと思います。
1.全然記事にオリジナリティーがない

稼げていない理由のダントツのNO1がこれです。「ああ、この人もか・・・」と思ってしまうくらいに、稼げない人の大半がこの状態になっているわけです。自分の言葉で全然書いていなくて、サイトに、記事に、全くと言っていいくらいオリジナリティーがないのです。これじゃダメです。
サイトアフィリエイトって、検索エンジンで上位表示されさえすれば稼げるのかと言われれば確かにそうかもしれませんが、面白いサイトAと面白くないサイトBが検索結果の上下で並んでいるとしたら、やっぱりAのサイトの方が圧倒的に売上は立つわけです。記事タイトルも含めてね。
面白いというのは、役に立つとか、そういう意味でのオリジナリティーを意味します。「このサイトは読んでいて面白いな」「なるほどー知らなかった!この記事は役にたった」って思って貰えれば、訪問者は色々なページを回遊してくれるでしょうからあなたのサイトでの滞在時間も長くなるでしょう。そうなれば必然的にgoogleからの評価も高まり、検索順位も上昇すると思うんです。
だから、サイトの1記事1記事を作り込まないといけません。
稼げないサイトBの記事はいわゆる“しょうもない記事”です。外注ライターやアルバイト等の誰が書いたって同じ事が書けるし、どこかの本で見たような内容をそのまま記載していたり、心につっかかるものがなくすらすら読めてしまう味のない記事だと言えるでしょう。
むしろこういうサイトって世の中に存在していても意味がないわけです。だから誰も読んでくれないし、googleも評価してくれないのです。当たり前の事ですから、普通に考えればわかるんです。
本で書いてある事は本を買えばいいという結論になるんです。そうじゃなくて、“あなたのサイトを訪れて記事を読んでもらう意味”をサイトに持たせてあげないとこれからの時代はダメです。
また、面白く、役に立つ、訪問者に読んで貰える良い記事というのは、逆に訪問者がスラスラ~と読み流していけないような内容や構成になっています。つまり、文章の中でひっかかるような部分を意図的に盛り込んであって、理解しながら味をかみしめて読んで貰えるような上手なコピーライティングができているサイトが稼げているわけです。
これだけ情報が溢れかえっている時代ですから、基本的にあなたのサイトの訪問者は記事を「見ない・読まない・信じない」と思った方がよくて、サイトアフィリエイトで稼ごうと思ったらそれを前提に記事を書いていく必要があるわけです。
ですから、スラスラ読めるような文章は味が無くてダメなんです。サイトアフィリエイトで稼ごうと思ったら、読んだ人に“ひっかかり”を持たせられるような味のある文章にしないといけません。このポイントを意識するのとしないのとでは、サイト全体の魅力という点で大きな差が生まれてくるでしょう。
でも、「じゃあサイトアフィリエイトで稼ごうと思ったら、コピーライティングのスキルがないとダメなんですか?」という事もたまに言われます。
これも本当に無意味な質問で、コピーライティングのスキルが高い方が良いに決まっています。ネットで物を売ろうとしているんですからね(笑)
ただライティングのスキルって僕も含めてですけど、そんなに短期間で身につくものではありませんし、こればっかりは量をこなさないと絶対に身につかない能力です。だから、コピーライティングのスキルに自信がない方は、イラストや表や写真をふんだんに使って、視覚等の五感に訴える作戦でライティングすれば良いのです。
サイトアフィリエイトで重要な事って、サイトの記事を読んで貰う事も1つですから、そのためにはイラストなども盛り込んで読みやすい記事にしていけば良いのです。
こうやって記事にオリジナリティーを加える事で、稼げるサイトへと徐々に変貌していきます。
2.苦労や根性が足りない

次はやや体育会系なノリなのですが、これも僕は稼ぐサイトを作る上では重要なポイントだと思っています。
稼げないサイトって、見るからに作成者の根性が見えてこないと言うか、辛抱が足りないわけです。
例えば、「月に100万円稼いでいるサイトです」という風に誰かにあるサイトを見せて貰った時、だいたいそのレベルのサイトはそれなりの記事数があったり、「よくこんなに1記事1記事を濃い内容で書けましたね」と驚くくらいリサーチした結果が盛り込まれていたり、あっと驚くヘッダーデザインになっていたりと、何かしら作成者の苦労が垣間見えるのです。
逆に稼げていないサイトにはそれらが全く見受けられないのです。
上記の1つめのポイントでも書きましたけど、稼げていないサイトって、誰でも書けるようなしょうもない記事を長ったらしく書いているだけとか、イラストや表なども全然なくて、新たな驚きや発見がないサイトである事が多いんです。
恐らく書いている途中で疲れて「これくらいでいっか」と妥協したのかな~と思えるような惜しいサイトも見かけるので、そういったサイトはもうひと手間加えてユーザー目線でテコ入れしてあげると、より良いサイトに変貌していくと思うんです。
だから、サイトってある程度作り込んだらそれで終わりではありません。その都度記事を見直して、「もっとここはこうした方が良い」という部分はどんどん記事を修正していくべきなのです。グーグルアナリティクスやグーグルサーチコンソールを使って、どういったキーワードでサイトへアクセスがあって、どの記事が一番読まれているかを定期的にチェックし、たくさん読まれている記事はより良い内容に変えていかなとダメでしょう。
サイトアフィリエイトで稼ぎたいんだったら根性を見せましょう!遊んでいるわけじゃないんですからね、ビジネスをやっているんですよ。誰にも負けないような内容の濃い記事を書いたり、誰にも負けないくらいまでその分野で記事数を増やしましょう。
『勝敗は細部に宿る』とは言われますけど、こういう細かい事の積み重ねがアクセス数を増やす事にもなりますし、稼げるサイトを作るための重要ポイントになるんです。
3.明らかに自分が詳しくないジャンルで勝負している

最後の3つめのポイントはこれです。明らかに自分が詳しくないか、もしくは興味のないジャンルで勝負しているという症状です。これはサイトを見れば分かりますね。
酵素ドリンクに全く興味のない人が、いくら酵素ドリンクをたくさん買い揃えて薄っぺらい比較レビューしてみたところで、そんな比較サイトはまあしょうもないしですし、存在意義が無いわけです。それよりも、鉄道模型のNゲージに関してマニアック過ぎる記事をとんでもないクオリティーで書いたサイトの方が、読者は圧倒的に満足するでしょうし、一部の層に限ってですがそのサイトはとんでもなく存在意義があるのです。
「自分の好きな事を仕事にしよう!」というのは僕はちょっとヌルい感じがしてあまり好きではないのですが、それでもサイトアフィリエイトは自分がなるべく得意なジャンルや興味のあるジャンルに取り組んだ方が絶対に良いですね。
確かにアフィリエイトで稼げるジャンルというのはあるので、そこのジャンルに関して精一杯リサーチして勉強するのも1つの手なんですけど、やっぱりそのテーマについて情熱を傾けられる人が書いた記事と、そうでない人が書いた記事とでは、圧倒的にそこから伝わってくる熱量が違うんです。熱量です、熱量。
それがポイントの1つめでも言った「面白い記事」につながってきます。
いくら時間をかけて書籍やDVDなどで学んだとは言っても、そもそも情熱を持って取り組めるジャンルでない事には、絶対に良い記事は書けないのです。
多くの人は金融系や美容系が儲かると聞いて参入しているのでしょうけど、やっぱりそういう理由だけで作られたサイトってまあ驚くくらい面白くないですし、僕個人的には仮にそういう興味のないジャンルで稼いでも虚しい感情が湧いてくると思うんですよね。
だから僕は、これからサイトを作るんだったら、自分が興味があってそれなりに情熱を傾けられるジャンルにしか取り組まない事に決めています。
もしも今、自分が全く興味のないジャンルでサイトを作っているという人がいたら、要注意ですよ。いくら記事数を増やしたってアクセスが増えない可能性がありますからね。
4.サイトアフィリエイトで稼ぐ方法まとめ
という事でまとめますと、自分が興味のあるジャンルで、辛抱強く、情熱を傾けてオリジナルの記事を書いていきましょうという事です。これを実践できればサイトアフィリエイトで生計を立てていけます。
突き詰めると当たり前の事なんですけど、結局これができた人が最後に勝つわけですね。
