ボーナスの平均は91万円?【2015年年末賞与・一時金】

ボーナス平均

経団連こと、日本経済団体連合が発表した「2015年年末賞与・一時金」によれば、今年の日本企業の冬のボーナスの平均額は、対昨年比で3.13%増の91万年と増加するようです。

「ボーナスの平均が91万円?マジかよ?」

「自分なんかその半分以下だぞ!?」

「むしろボーナスなんてないぞ!!」

と思った方も多いのではないでしょうか?

この2015年冬のボーナス平均額の91万円という数字は、東証一部上場の、しかも従業員が5000人以上の有名企業を対象にした調査結果です。ですから、大手に限らない非上場の中小企業も含めると、ボーナスの平均額はうんと下がるのは確実です。

上場企業でもない限りはボーナスの額を公表している企業は少ないでしょうし、ボーナスの金額を統計立てて調べる術もありません。ですから、“あくまでも統計が取れる東証一部上場の大企業の平均”でいけば、日本人の2015年の冬のボーナス平均額は91万円という事になるのです。

ですが、現状は恐らく夏と冬のボーナスを合わせても50万円に満たないサラリーマンやOLが大半を占めるでしょうし、「ボーナス?何のことだ?」というボーナスとは無縁の会社に勤めている方も多いでしょう(笑)

もともと給料が成果報酬体系で、ボーナスなんて無い方もいるでしょうしね。

いずれにせよ、給料をたくさん賞与を貰っている人と比較しても良い事はありませんから、しっかりと自分の現実を受け入れる事が大切です。

 

会社からのボーナスはあてにしない

会社のボーナスなんてものは、多い少ないと文句を言うものではありません。そもそも出るか出ないかすら分からないものですしね。

会社の利益が出た時に、そのまま決算を迎えると多額の税金を国に収めることになってしまうから、それならば日頃頑張ってくれている従業員に分配した方が、まだ国にあげるよりもマシだ、という考えでボーナスは支払われるのです。

だからこそ、会社の業績が悪ければ当然ボーナスの額も下がりますからね。

という事で、ボーナスなんてものは「貰らえればラッキー♪」くらいに思っておくのが、精神衛生上も良いでしょう。

ボーナスが貰えないからといって社長や会社を責めるのは筋違いであって、雇ってもらっているだけで感謝すべきなんじゃないかと僕は思います。もっとお金が欲しいんだったら自分でなんとかしようという発想に切り替えるべきなんですね。

なかなか、日本人はこういう発想をしないんです。

ボーナスを貰えない、給料が安い ⇒ 自分の責任

ではなく、

ボーナスを貰えない、給料が安い ⇒ 会社が悪い!

という思考になってしまうんですよね。

他責化してるといつまで経っても経済的な豊かさは手に入らないと思うんです。自分に責任があると感じて初めて、じゃあ何か行動してみようかという気持ちが生まれますし、思考を変えれば行動が変わり、行動が変れば結果が変わるとかなんちゃらっていうアレになるわけです。

近い将来、一軒家を建てるために、子供に可愛い服を買ってあげるために、両親に仕送りをするために・・・もっと収入を上げたいという方は多いと思います。

「もうお金は余るほどあるから要らないや」という人はいないと思います。

だったら、会社からの給料やボーナスにそれを期待するのではなく、自分で作り出せば良いのです。

そういう思考から、全てが始まります。

僕は当たり前の事を言っているだけなんですけどね、それがなかなかできない人が多いんです。

副業からでも何でも良いので、とにかく新しい試みをスタートさせる事。副業は悪でも何でもありません。ちゃんと本業をまっとうしていれば、どんどん副業はやっていくべきなのです。