男性ビジネスマンの中には「経営コンサルタント」に憧れる人の割合が多くて、新卒で経営コンサルティング会社に入れなかった人でも、転職でコンサルティング業界に入れないものかと模索する人も結構います。
そういった心理を利用して、求人情報に「コンサルティング」というキーワードを不用意に入れ込む企業が後を絶ちません。
特に目立つのが営業マンの求人情報に「コンサルティング営業」と表記されているケースなのですが、当然ながら経営コンサルタントの仕事内容と営業マンの仕事内容は全く異なるものですから、「コンサルティング営業」という言葉に騙されないようにしましょう。
コンサルティング営業という言葉はキツイ営業職のイメージを緩和させるための造語
言わなくても分かる事ですが、コンサルティング営業という言葉は、営業職のつらい、泥臭いイメージを少しでも緩和させるために、人材採用の際に企業が考え出した造語です。
よく私は就職活動の際に、
「“コンサルティング営業”と書いてありましたけど、御社の営業は普通の営業とはどう違うんですか?」
と質問していたものです。
すると人事部の回答としては、お客様の要望をしっかりとヒアリングするだとか、本当のニーズを聞きだしてこちらからベストな解決策を提示するだとか、まあいかにもな綺麗ごとを返されたものですが、結局、ただの営業職である事に変わりはありませんでした。
コンサルティング営業と謳う事で、あたかも華やかでカッコいい職種のように聞こえますが、どこの企業のコンサルティング営業も内情は普通の営業職です。毎月のノルマがあって、営業マンはそれを達成してなんぼの世界ですね。
しっかりとお客様からヒアリングするだとか、押し売りではなくて本当の解決策を提示するなどは、もはや今の時代の営業職では当たり前の事ですし、そういった事ができない営業マンは結果を出す事ができません。
企業側としては経営コンサルタントになりたいと思っている男性ビジネスマンの心理を突こうという考えがあるかもしれませんが、そんな安易な言葉に騙されて入社したものの、結局はバリバリの体育会系の営業職をやらされることになった…というケースが後を絶たないのです。
だからせっかく転職したにも関わらず、すぐにその会社を辞めてしまうという人も少なくないのです。
転職活動で失敗を重ねていくと、気が付けばどんどん年収も下がっていくというケースはよくある話で、それだったら元の会社にいた方が良い条件で働けたという話もよく聞きます。
まあ何が言いたいのかと言うと、たいていの場合は中途入社でマッキンゼーやアクセンチュアなどの経営コンサルティング会社に入社する事は難しく、男性ビジネスマンが憧れる“華やかな経営コンサルタントへの夢”はたいていの場合は叶わないという事なのです。
未経験者がコンサルタントになる唯一の方法
それでもやっぱり経営コンサルタントという、華やかで知的なイメージに憧れるビジネスマンはどうしたら良いのか?経営コンサルティング会社に転職できないんだったら、諦めて営業職をやっているしかないのか…?
いいえ、そんな事はありません。
未経験からでもコンサルタントになる唯一の方法は、自分でゼロからコンサルタント業を始めるという事なのです。
どこかの組織に入ろうとするのではなく、個人でコンサルティング活動を始めるのです。これって難しいんじゃ?と感じてしまう人も多いのですが、コンサルタントなんて何かの資格が必要なわけでもありませんし、名刺に経営コンサルタントと書いた時点で誰でも経営コンサルタントなのです。
ただし注意点があって、経営コンサルタントと名乗ってしまうと余りにも漠然とし過ぎていますし、これだとライバルが多すぎてあなたが選ばれる理由が何1つありません。
そこで、もっと市場やターゲットを細かく設定し、特定の人に向けてのサービスを行う●●コンサルタントとして活動すべきだという事です。
あとは集客さえできてしまえば、あなたもコンサルタントとして立派に食べていく事ができますから、「どこかのコンサルティング会社に転職しよう」という考え方を、少し変えてみる事をおすすめします。
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