コピーライターなんて職業で一生食っていこうと思うなよ?

コピーライター年収

「紙とペンだけで大金を稼ぐ」

コピーライターを集めたいスクールや学校の常套句がこれです。

なんとも魅惑的な言葉ですが・・・素直なあなたは、卓越したコピーライティングのスキルさえ身につければ、まさかそれで一生稼ぎ続ける事ができると思っていませんか?

確かにコピーライティング能力は昨今のWEBマーケティングの世界では欠かせないスキルと言えるのですが、それで一生食べていこうと思ったら大きな落とし穴が待っているのです。

コピーライターは死ぬまで書き続けないといけない

コピーライターという職業の大きな弱点、それは、自分が常に働き続けないといけないという事です。

世の中には様々なジャンルのコピーライターが存在しているでしょうし、セールスコピーライターやスピーチライターまで広義の解釈で考えても、コピーライターは一生書き続けないといけないのです。

なぜなら、コピーライターは自分が文字を書く事でしかお金を得る事ができないからです。

それはつまり、コピーライターという職業が資産を築けない事を意味しています。コピーライターは収入を得ようと思えば思うほど、得てして労働時間もそれに比例して増えてしまうのが実情です。

ブログやサイトなどの資産を築き、放置していても勝手に収入があがるビジネスとは違い、コピーライターは来る日も来る日も自分が必死に働かない事には収入にならないのです。

例え高熱が出ていようが、病気で長期入院していようが、そんな事はクライアントには関係ありません。与えられた原稿を締め切りまでに書き終える事ができなければ。1円たりともお金を得る事ができないのです。

卓越したコピーライティングの能力は誰かに自慢できるスキルだと言う事はできるかもしれませんが、収入と比例して労働時間も増えますから、会社に長時間拘束されるサラリーマンと実は何ら変わらないのです。スキルがそのまま資産にはなり得ないという点に注意しないといけません。

要するに、コピーライティングのスキルを何かのビジネスに応用するのなら良いのですが、サイトやブログの文章を書くだけのいわゆる“典型的なコピーライター”は、そのスキルだけでは資産を築く事ができないのです。

誰かに代わりに書いて貰う事はできない

また、コピーライティングのスキルは、ぶっちゃけ努力次第で短期間でどうにかなるものではありません。文章を書くセンス、語彙力がものを言います。

実際私はこれまでに数百名のコピーライターの書く文章を見てきましたが、結局はその人の人生経験やそれまでに培ってきた語彙力で、良いコピーか悪いコピーかは決まってしまうのです。それ以上でもそれ以下でもありません。

書いてみれば分かりますが、短期間でコピーライティングのスキルを上げる事は非常に難しいわけで、大きなお金を払ってくれるクライアントほど、質の高いコピーを求めるわけですが、やはりそういうクライアントこそ敏腕コピーライターにしか仕事をお願いする事はないのです。

つまり、素人のコピーライターが獲得できるクライアントはやはり金払いの悪いクライアントばかりでしょうし、そこから一歩抜け出して注目されるコピーライターになるためには、何か特筆すべき実績をあげない事には難しいと言えるでしょう。

また、コピーライターは死ぬまで書き続けないといけないと言いましたが、コピーライティングはその人のセンスや人生経験が反映されるものですから、スキルを社員に教えるだとか、代わりに誰かに書いて貰うという事は極めて難しいわけです。

ですから、下を育てるという事も難しく、結局はコピーライティング1本で稼ぎ続けようと思ったら、自分が年をとるまでコピーライティングを続けるという選択肢しかなくなってしまうのです。

趣味と実益を兼ねたコピーライティングが好きで好きでたまらないのなら良いでしょうが、普通は年をとって気力がなくなるのが先か、腱鞘炎になるのが先かのどちらかでしょう。

クライアントがいないと収入にならない

もう1つ、ほとんどの人が見逃しがちなコピーライターのデメリットが、コピーライティングのスキルをいくら磨いた所で、金払いの良いクライアントが見つからない事には、1円たりとも収入を得られないという事です。

それも、「何文字書いて何円」なんていう契約の仕方をしていたらいつまで経ってもコピーライティングでは食べていく事ができないでしょうから、ビジネスのプロジェクト単位でその中のライティング業務を請け負い、売上や利益のパーセンテージで報酬を受け取る契約を結ばないといけないのです。

そうでもしない限り、腱鞘炎になるくらい必死にライティングを頑張ったにも関わらず、手にする報酬がアルバイトやパートのお小遣い稼ぎと何ら変わらないという悲惨な結果になってしまいます…

それじゃあやる意味がありませんから、コピーライティングという小さな枠組みに囚われて物事を考えるのではなく、もっと広くビジネス全体を見て、必ずプロジェクト単位で物事を考えましょう。

クライアントと交渉をする時も、必ずそのような話の組み立て方をしなければいけません。「〇文字で〇円」は、間違っても絶対にやってはいけない働き方ですからね。僕だったら、ある商品のマーケティングの仕組みを一から仕掛ける際、コピーライティングだけではなくその全ての面にまで関与させて貰い、少なくとも全体利益の30%は貰うようにしていました。

ただし、コピーライターは結局は下請け業者的な存在である事を忘れてはいけません。

これはライター本人の気持ち的には否定したくなるでしょうが、事実はそうなのです。その証拠に、クライアントが突然話をおじゃんにする可能性も否定できませんし、クライアントがNOと言えばいくらライターが渾身のコピーが書けたと思っていても、何度でも修正や加筆を加えなければいけなくなってしまいます。

要するにコピーライターという職業は自分本位でビジネスを動かす事ができませんから、それが嫌なんだったらコピーライティングのスキルを使って自分でビジネスを構築するしかないのです。

結局は自分のビジネスをいち早く構築した人が勝っている!

私のコピーライターの友人でも、コピーのスキルを利用して自分のビジネスをうまく構築している人がいて、そういう人達はやはり下請け業者としてのライティング業務は一切行っていないのです。

自分のビジネスを構築しているので安定して稼げていますし、そのような状態になれば資産を構築できているとも言えるでしょう。

もうお気づきの通り、結局は安定して稼ぎたいのであれば自分のビジネスを持つしかないのです。それは、何も大掛かりな事をする必要はなく、ちゃんとしたWEBサイトやブログさえ構築できればうまく仕組みが回っていくのです。

時間と自由を手に入れるための資産を築くためには「コピーライティング」という狭い世界に囚われる事無く、広くビジネスを捉えるようにしていきましょう。

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