自己啓発本や自己啓発セミナーほど無駄なものはない

自己啓発本

自己啓発本をたくさん読んだり、自己啓発セミナーにちょくちょく通うサラリーマンはたくさんいますけど、自己啓発はそれに浸っている時だけはあたかも成功を手に入れたかのような良い気分になりはしますが、実は一種の麻薬みたいなもので、自分が成功を手に入れるためにはほとんど役に立ちません。

トークがうまい人の自己啓発セミナーに参加したりすると、本当にもう、なんだかまるで自分が成功してしまったかのような気持ちにしてくれますよね(笑)ある意味、トークで人の心をグイグイ動かしているわけなんで、凄いと思います。

でも要するに、成功するために自己啓発本を読んだり、自己啓発セミナーに通っている時点で、仕掛けられる側、踊らされる側になってしまっているという事実に気が付かないといけないのです。

成功するにはその逆で、「仕掛ける側」「躍らせる側」に回らないといけないのです。

自己啓発セミナーの主催者はセミナーをする事で見込み客を集めているわけですし、無料で集めている良い人のように見せかけて、必ずどこかのタイミングでは高額商品のクロージングをしてきます。そうでないとビジネスは成立しませんからね。

本の著者も、出版する事によって自己ブランディングをし、更なる集客、販売のために自己啓発本を使っているだけですからね。

ですがこれを聞いて「最悪な奴じゃないか!!」と思ってはいけません。

そうしないとビジネスは成立しませんし、「仕掛ける側」の人間にとってみればあくまでも当たり前の事をやっているだけに過ぎませんからね。

だからあなたがもし、「最悪な奴じゃないか!!」と一瞬でも思ったのでしたら、今すぐに思考を入れ替えないといけません。それが大切です。

これは、僕が自分でビジネスを始める事になった時にお世話になった師匠にまず教わった事なのですが、世の中には「仕掛ける側」の人間と「仕掛けられる側」の人間の2種類に分けられるという事です。

人には人の生き方というものがあるし、雇われのサラリーマンだってキラキラと輝いている人はたくさんいます。なのでどちらが良いというのは一概には言えないのですが、自分でビジネスをしようと思っているような人たちは、少なくとも「仕掛ける側」に回らないといけないのです。

だったら、本の著者やセミナーの仕掛け人に踊らされている場合ではありません。

本を読んだりセミナーを受けるのだとしたら、たくさんある情報収集の手段の1つとして考えるべきでしょう。