今日という日はあなたの残りの人生の中で最も若い日です。

今を生きる

ご存知ですか?

今日という日は、あなたの残りの人生の中で最も若い日です。

言われてみれば当たり前の事かもしれませんが、現代社会に生きる僕達大人は、毎日を忙しく生きる中でその事をついつい忘れがちです。

明日は今日よりも、明後日は明日よりも、どんどん年をとっていくのです。

今この瞬間こそが自分の人生の中で最も若い瞬間で、10年後や20年後の未来の自分から見てみたら最高に若さ溢れるピチピチボーイのなはずなのに、なぜか毎日疲れきっている…という事はありませんか?

なんだか得体の知れないプレッシャーに押し潰されそうになっているという事はありませんか…?

心当たりのある方は要注意ですね。

今この瞬間をこそ最大限に楽しまないと、人生の楽しい瞬間なんてあっという間に過ぎ去ってしまい、気がついたらお爺ちゃんになってしまっていると思いますし、誰だって人生は1回きりなんだから、どんなに辛い事とか悲しい事があっても毎日を充実させたものにしていかないと、もったいないですよね!

そんな僕達大人でも、「今この瞬間」こそを最大限に楽しんでいた時があるはずです。

そう、実はそれこそが、僕達がまだ子供だった頃です。

子供の頃、夕方の「良い子のみなさん」のチャイムが鳴るまで、外で遊んだという記憶はありませんか?

気が付いたら、夕日が落ちて暗くなっていて、「え??もう5時?」といった具合に、夕方5時のチャイムと同時に慌てて帰路についた記憶はありませんか?

僕達が子供の頃は、目の前の遊びに一心不乱になって遊んだものです。

僕は大阪の田舎で育ちました。

小学校の頃、毎日学校が終わったら友達と公園で待ち合わせて、良い子のみなさんのチャイムが鳴るまで、友達とサッカーをしたり、カン蹴りをしたり、虫取りに熱中したものです。

今思い返しても「本当に楽しかったなー」と思いますし、大人になった今、当時を振り返ってそのように思えるのは、その時に目の前にある事に一心不乱に取り組んでいたからだと思うんですよね。

これからの先の未来ではどうなるかは分かりませんが、今の時代を生きる僕達はまだ「タイムマシン」というものを使う権利を有していませんから、残念ながら楽しかった過去に戻る事はできません。

楽しかった過去に後戻りする事ができないぶん、せめて楽しかった思い出に浸れるようにするためにも、その時々を精一杯楽しむ事しかできないのです。

むしろ今この瞬間を楽しむ事ができていたら、過去の思い出にじっくり浸る事も少なくなったりするものです。

鬱や引きこもりなんかも、今を楽しむ事を心がけていないがこそ起こる問題でしょう。

「過去」が「現在」を作り、「現在」が「未来」を作ります。だったら、未来をより良いものにするためにも今この瞬間を、目の前の事を楽しんでやらないといけないなと思わされますよね?

そう考えると、10年後や20年後の未来の僕らが自分の過去を振り返ってみた時に、今自分の人生を最大限楽しめていなければ、きっとそれは良い思い出として残らないですし、思い出したくもない過去にすらなるんじゃないかと思うんです。

良い思い出で自分の人生をいっぱいにするためにも、今この瞬間を楽しみたいものですよね。