誰かの元で働いて収入を得るのではなく、自分で一からビジネスを始めて収入を得ていこうと思った時に、やっぱりなんとなく1人で始めるのは不安な気持ちになるものです。
なぜならサラリーマンって「組織」の中にいる事に慣れてしまっていますし、日本人は小さい頃から集団生活の中で育ってきた人種ですから、突然1人で社会に放り出される事になるとやっぱり孤独や不安を感じるわけです。
だから日本のサラリーマンが会社を辞めて独立する時に、“誰かと一緒にビジネスを始める”と言って脱サラするケースもよくあります。
ですが、このように「なんとなく寂しいから」「自分1人よりも2人でやった方が協力できてうまくいきそうだから」という安易な理由で共同事業を始めても、たいていの場合はうまくいかないのがオチでしょう。
Apple、Twitter、Tesla、Facebookなど、アメリカの有名企業が共同創業だった事は有名な話ですが、日本で2人で事業を始めてしまうような人達の多くは、アメリカの共同創業に憧れている人がその真似をしているか、あるいはただ心細いからなんとなく2人でビジネスを始めるか、のどちらかのパターンでしょう。
でも僕は、年収1000万円を稼ぐまでは一匹狼でいくべきだ、と考えています。
この考えには明確な根拠があります。
例えば営業とエンジニアといったように、明確にスキルの異なる人同士が組むのであればお互いの足りない部分を補完し合えてうまくいくかもしれませんが、たいていの場合はそうではないのです。つまり、同じ営業マン2人が組んだり、エンジニア2人が組んだりして、事業を始めてしまうわけです。
実際に先に挙げたようなアメリカの企業も結果的に現在は超有名企業になりましたが、似たようなスキルを持つ2人が組んだ結果、創業当時には様々なもめ事があったそうです。
パートナーシップは足し算ではなく掛け算で成り立つ
あと大切な事として、ビジネス上のパートナーシップは足し算ではなく“掛け算”で成り立つ事を忘れてはいけません。
例えば1のスキルと1のスキルを持つ人同士がパートナーになった場合、その2人が組む事によって得られる結果は、
1×1=1
なのです。
1の結果を2人で分けたら0.5で半減してしまいますから、それなら、最初から1人でやっていた方がよいわけですね。
決して、1+1=2とはならないわけなんです。
だから大前提として年収1000万円くらいまでは自力で稼ぐ力を身につけなければいけませんし、それくらい稼げるようになって初めて「誰かと組めるだけのスキル」を身につけたと言えるのです。
何もできない人と組んだってお互い何もメリットはないわけです。ただ、傷を舐めあって終了です。
年収1000万円くらいまで自力で稼ぐ事ができるのであれば、そのスキルを見込んで組んでくれる人も現れるかもしれませんし、それくらいのスキルを身につける事によって初めて、誰かに「GIVE」ができる存在になれるんです。
“くれくれちゃん”ではビジネスを行う上で役に立たないばかりか、足を引っ張る存在になりかねませんからね!力のある人は絶体に自分よりも能力の無い人とは組みたがらないですし、そこにはデメリットしかないわけです。
年収1000万円くらい稼げるようになった段階で能力のある誰かとパートナーシップを組めば、
10×10=100
となります。
結果を2人でシェアしても50となり、戦力10で1人で戦うよりも大きな結果を得る事ができるようになるんです。これが、何もできない戦力1の時との大きな差ですね。
戦力の無い人ほど誰かと組みたがりますが、それはビジネスの本質を理解していない証拠で、いくら戦力が1の人がたくさん集まった所で、結果は掛け算で算出される事を考えれば組む事によるメリットはないのです。
だから「ただ心細いから」という理由で安易に誰かと組んでビジネスを始めようとしたらダメですよって事で、最低でも年収1000万円くらいは自力で稼げるだけのスキルを身につけるまでは、1匹狼で孤独に戦わないといけないでしょう。
「じゃあ最初は一匹狼で何をやれば良いんですか?」
って話になるんですけど、年収1000万円くらいであれば別に何をやったっていいでしょう。アフィリエイト、情報販売、転売、せどり、FX、営業など、仕事や職業は極論を言えば何でも良いです。何か1つの分野に特化して、そこでのスキルを磨き上げれば良いんです。
そうすれば、あなたの磨き上げたそのスキルはそれを持っていない人にとってみれば輝いて見えるようになるので、いずれあなたの周りには自然と人脈もできるようになってくるでしょう。
1匹狼で年収1000万円まで最短でもっていく手法を、下記の無料メール講座で伝えていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
