パレートの法則でサイトアフィリエイトで月100万円超えする極意

パレートの法則

 

ビジネスをしている人であれば、「パレートの法則」というものを聞いたことがあると思います。イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートさんが発見した法則で、80:20の法則とも呼ばれています。

経済的な指標の例を出しますと、例えばある企業の全体売上の80%もの売上を構成しているのは20%の一部の売れ筋商品だという考え方や、営業部の売上の80%を20%の優秀な営業マンが叩き出しているという考えです。

1.サイトアフィリエイトの「サイト数」とパレートの法則

実はこのパレートの法則はサイトアフィリエイトにも当てはまります。

例えば“稼げるサイト”を作ろうと思った時、作ったサイト全てが稼げるサイトになるかというと絶対にそういう事はありません。10個サイトを作って2つ、3つ稼げるサイトが出てくるかどうかでしょう。

要するに、稼げるサイトは作ったサイト数の全体の20%くらいに落ち着くんですよね。

もちろん経験を積んでいけばこの20%という数字を30%、40%、50%とあげていけるようになりますが、どんなに優れたサイトアフィリエイターでも、10個のサイトを作って10個ともが計算通りに稼げるなんて事はあり得ませんからね。

だから、“稼げるサイト”を1つ作りたければ、最低でも5つくらいは試しに作ってみないとお話にならないわけですね。

たまたま最初に作ったサイトがラッキーパンチでヒットする可能性もありますが、サイトの売上はいずれどこかのタイミングで落ちてきますから、そうなった時に慌てないように、サイトアフィリエイターは必ず「パレートの法則」を頭に入れておかなければいけません。

例えば飛び込みの訪問営業で契約を取ろうと思った時に、たった1件訪問しただけで契約が取れるはずがありませんよね?普通は何件も回って、経験を積んで、ようやく契約が取れるようになるのです。

たまたま最初に飛び込んだお宅のお母さんがとても優しくて押しに弱い方であれば、ラッキーで契約が取れるかもしれませんが、そう何度もまぐれは続かないものです。

だから、確固たる経験と数稽古は必ず必要になるのです。

2.ロングテール戦略における「キーワード」とパレートの法則

サイト作成数の次は、ロングテール戦略における「キーワード」とパレートの法則の関連性です。

例えば100記事のコンテンツが盛り込まれた月100万円稼げる資産型サイトを作ったとします。

100記事ともサイトタイトルや記事内で、内部SEO対策として意識しているキーワードは全て異なるとします。

じゃあその100記事あるサイトで、1記事1記事が1万円稼いでいるのかというと、決してそんな事はないでしょう。ここにもまたパレートの法則が登場してきて、稼いでいるサイトと稼いでいないサイトが20:80くらいの割合として現れるのです。

つまり、「稼げるキーワード:稼げないキーワード」が「20:80」になるなのです。

ここで一般的にアフィリエイターは結果に結びつかない事を嫌う傾向にありますから、このお金にならないキーワードの8割の方の記事を書こうとしないわけです。

稼げる2割のキーワードに関してだけライティングしようとするから、すぐにネタ切れにもなるし、ロングテール戦略で稼ごうと思った時にどうしてもアクセスを集める事ができなくなります。

ですが、そうじゃないのです。

残り80%の「稼げないキーワード」に関してもしっかりと記事を用意していく事が重要で、アクセスを集める役割を果たしたり、記事数を増やす事でドメインパワーをつける事にもつながるからです。

ロングテール戦略で大型サイトを作ろうと思ったらやはり記事数はかなり必要になります。

とても全部の記事を書いてなんていられないというアフィリエイターは、稼げない80%のキーワードに関してはどんどん外注を使って書けば良いのです。

逆に稼げる20%のキーワードに関しては、外注ライター任せにせずにしっかりと自分で時間をかけてライティングした方が良いでしょう。