会社を辞めたいと思った時にとるべき行動はコレ!

会社辞めたい

 

サラリーマンなら誰しも「もうやってられるか!!」「もうこんな会社辞めたい!!」と思う事は一度や二度はあるでしょう。

私はサラリーマン時代にそう思う事が何度もありました。

会社を辞めるのは簡単です。直属の上司に会社を辞めたい旨を伝えれば良いだけで、あなたが使えない人材だったらあっさり快諾されるでしょうし、貴重な戦力になっているのだったら遺留される事でしょう。

とにかく、会社を辞めるのは簡単です。

ですが、会社を辞めたいと思って勢いで辞めてしまう前に、ちょっくらあなたの人生について考えて貰いたいわけです。

会社を辞めて、そのあとちゃんと生活していけるのか?という事を。

あなたがまだ20代前半で独り身だったら、まあまだ好き放題自由にやっても良い年齢かもしれませんが、それ以上だったり、あるいは妻子がいて責任ある立場にいるんだったら、そう簡単に会社は辞めない方が良いでしょう。

たいしたスキルも対外的な人脈もない人が勢いで会社を辞めた所で、待っているのは更に待遇の悪い会社への再就職かニート、フリーター生活への突入です。

 

1.もっと良い会社へ転職したいという考えは妥当か?

会社を辞めたいと思う多くの人は、給料や待遇など今の会社に不満があって、「ここよりももっと良い会社がきっとある筈だ!」と信じて、リクナビやマイナビに登録してせっせと転職活動に励みます。最近はリクルートのはたらいくという求人媒体も人気みたいですね。

ですが、そんなものは幻想です。どこの会社も外からは良く見えるもので、内側にいる社員しかしらないブラックな部分は確実に存在するのです。隣の芝生は青く見えるとはまさにこの事ですね!

給与や周りの環境に不満があって会社を辞めたい場合は、結局転職しても同じような悩みを抱える事になります。

これは一般論を振りかざしているわけでもなんでもなくて、私もかつて似たような事を経験しましたし、何よりも起業して思う事は“サラリーマンをしている限りはストレスフリーで仕事ができる事は100%ない”という事です。お勤め人でいる限り、100%満足して仕事ができるなんて事はないわけです。

だからこそ、現状に不満があって会社を辞めたいと考えている人は、まずはそういう事実を再度頭に入れてみて上で、「自分は本当に転職したいのか?」「何が目的で転職をするのか?」という事を、何度も何度も考えてみると良いでしょう。

 

2.起業独立するという考えはイケてるのか?

じゃあ、今の会社を辞めて転職するんじゃなくて、自分で起業独立するという考えはどうなのか?果たしてイケてるのか?

これはケースバイケースなので何とも言えません。

ですが、何の目的もなしにただ独立するのは愚の骨頂です。

会社勤めをしている方が性に合っている人もいるでしょうし、何のビジネスプランや収入源もないままにただ猿真似で独立してしまうのは辞めた方がいいですね。

もちろん、自分の好きな事をやって自由にお金を稼いでいきたいのであれば自分でビジネスを起こす以外に方法はありませんが、それは副業から始めても良いのです。サラリーマンをしながら副業をして、副業収入が会社からの給料を上回った時点で初めて独立を考えれば良いわけです。

独立をするのが先ではなく、収入源を確保する方が先ですよ!

この順序を間違ってしまう人が結構いるのですが、それをやってしまったら奥さん、子供、親、友人などなど周りの人に迷惑をかけてしまう事になりかねないので止めましょう。

 

3.もう1つの収入源を確保する事が先決!

会社を辞めたいと思って辞表を出す前にあなたがしなければならないのは、もう1つの収入源の確保です。

どこかの企業からヘッドハンティングされたのであればそれは別の収入源を確保できたという事にもなりますから、そういう形で会社を辞めるのであれば私は賛成です。ただ単純に今の会社に不満があって会社を辞めるのであれば、それは反対ですね。

今の環境で結果を出せない人間はどこに行っても同じです。

そして、私が最もオススメするプランは“自分で収入源を作り出す”という選択肢です。

今はもう会社に一生を捧げるという時代でもなくなりましたし、いつ会社に首を宣告されても文句を言えない時代になりました。

だったら自分でビジネスをやって収入を得ようが会社が文句を言う筋合いはないわけです。もちろん大々的に副業をしている事を言うのはアホ丸出しですが、確実に言える事は、自分で収入源を確保できるようになると人生観がガラリと変わってくるという事です。

まず、会社に依存しなくなります。

会社からの給料以外に収入があるわけですから、いつ首にされても困らないわけですし、無能な上司にこびをうる必要もなく、面倒な会社の飲み会にも参加しなくて良いのです。怖い物知らずになるので、会議でも自分の思った事をズバズバと意見ができますね。

ただ面白いもので、本当に優れた会社というものは、こういうズバズバ意見を言う社員を重宝しますから、自分の収入源を持つことであなたの社内での評価は逆に高まっていったりするのです。

次に、生活の選択の幅が広がります。

毎月何十万円、何百万円と自由に使えるお金ができてくると、毎日の生活での選択肢が広がります。昼食はすき屋の牛丼か日高屋の餃子定食くらいしか食べれなかった所を、多少自由に使えるお金ができるとワンランク上の昼食を食べられるようになるでしょう。

満員の通勤電車で通っていた方は、通勤時間を短くするために職場に近いマンションに引っ越す事ができるかもしれませんね。ただもう、それを実現できるくらい十分な収入がある人は、むしろ会社を辞めて自分で起業している事と思いますが。

彼女や奥さんと月1回贅沢な懐石料理を食べに行けるかもしれませんし、自分の趣味に好きなだけお金をかけられるようになるでしょう。

子供がいる方は子供の教育費に十分なお金をかけてあげる事ができるようになりますし、そもそも起業して時間に拘束されない生活を送れるようになると、いつでも好きな時に子供と遊ぶ事ができるようになります。出勤前しか子供の顔を見れず、帰宅する時間にはもう子供は寝てるなんて、よく考えれば凄く寂しい事ですからね。

これらは全て、決して絵にかいた餅ではなく、本当に実現できる事です。

サラリーマンを辞めて独立し、自分のビジネスを起こし、十分な収入と時間を確保する。これはまさに今の時代にマッチした働き方だと私は思っています。

人は誰しも自分の得意な事や人に教えられる物を必ず持っています。「そんなモノは無い」と思っている人もよく考えればきっとひねり出てきます。だからこそ、それを形にして誰かに届ければ良いのです。それが最も確実でリスクの無い起業法かもしれませんね。

エキスパート起業は誰にも迷惑をかけず、むしろ感謝される以外にないビジネスです。人生は一回きりなので自分の好きな事や得意な事で勝負するべきです。ですから会社を辞めたいと思った人は、エキスパート起業を志してみるのも1つの選択肢でしょう。